iPod touch でKindle for iPhoneを使う

なんか立ち読みをしていたらKindleが案外面白いことになっていそうだったので、初代iPodで試してみた。
こちらを参考にさせていただいた。一読しただけでは何を言っているのかわからなかったがやってみたら簡単だった。
[http://d.hatena.ne.jp/x5gtrn/20091029/1256810997:title=Kindle for iPhoneKindle Bookを読めるようにするまで - 律 [ritsu] ]
一読しただけでわからなかったのは、この記事がわかりにくいという事ではなく、Amazonが実現している事が今まで使用したことがある電子書籍の仕組み(Pubri with 文庫ビュアーとか、mobipoket)とかとずいぶん違うように感じられたからだ。具体的には、ほんのデータをどうやってデバイスに取り込むという部分で今までのシステムでは、PC上でダウンロード、デバイスに転送、あるいはデバイス上で(しょぼいブラウザで苦労しながら)ダウンロード、その上でリーダーでそのファイルを開く、ということをやらなければいけなかったのが、PC上で購入、次に同じアカウントで、Kindle for iPhoneを起動するとデータが勝手に降ってくるという... なんかちょっと狐につままれたような不思議な感覚。ステップ、必要な時間、心理的な障壁が1/3くらいに感じられる。なんで今までのシステムでこれができなかったんだろう? 技術的には全然難しくないような? 今まで俺が使い方を知らなかっただけ??
「ネットの向こう側」とい言い方はなんだかBuzz Wordっぽくて好きじゃないけど、これはまさにネットの向こう側の価値(電子ブックのコンテンツ)を購入して、必要なときにだけ引き出す、と言えるわけで、ちょっと目から鱗でした。