baja2005-12-14

昨日ちょっと電話があったので朝仕事をする。姉歯建築士の証人喚問をやっていたがあまり面白くなかったのでとっとと出てしまう。
高知城を見物に行く。相変わらずほとんどほかに観光客の姿はない。桂浜に行ったバスの帰りに、定年後旅行している人同士で話していたのが聞こえたところによると、定期観光バスもないらしい。確かに見ない。
中の展示は来年のNHK大河ドラマ(山内一豊のものらしい)を意識してかそれなりにきれいなものになっていた。天守閣が残っている城は全国で12しかないがそのうちのひとつらしい。天守閣は眺めがいいのだが、吹きさらしで寒い。当時のままなので当然暖房もないし。
おぼろげな記憶を頼りに市立図書館へ。吹き抜けの辺りにかすかな見覚えがあった。唯一手塚治虫の作品だけマンガであるにもかかわらずおかれていたのだった。非常に古い作品ばっかりだったけど。
昼食は追手前通り沿いの食堂。障害者支援をしているところらしい。鶏のから揚げを食べたがボリューム満点。
もう高知にくることもないかもしれないということで最後にもう一度住んでいたあたりをうろつく。市民図書館に行く道を試しにたどってみると、おぼろげながらようやく思い出すことができた。確かにここに住んでいたんだ。小学校の近くにあった門(開成門というらしい)が何で見当たらないんだろうと思っていたのだがそれも移設先で発見。
時々遊びに行っていた市内最大のデパート(とでん西武)もつぶれていたことがわかり、何が変わったのかがわかっていろいろなものが見つからなかった理由がわかってなんとなく腑に落ちる。
午後になって寒くなってきたので最初に入った、(おそらく30年前にも会ったであろう)喫茶店で休憩。ふと思い立って電話帳で親が畳屋をやっていた同級生の名前を探すが、さすがに畳屋は廃業したようだ。
ホテルに預けてあった荷物を拾って自転車を返し(自転車のレンタルがあって本当に助かった)別の喫茶店で時間をつぶして、コンビニで食糧を買い込んでバスに乗り込む。