タクシー

baja2006-02-12

まだ暗いうちに荷造りを終えチェックアウト。ホテルがぼろい割りに、しかも朝の5時だというのに親切で、結構ちゃんとした感じのベルボーイがタクシーまで案内してくれる。チップも全部入っているんだよね、と無駄だとわかっていながら聞いてみる。もちろん入っている、とベルボーイは答える。
案の定空港が見えてくると、10ポンドよこせといってくる。「ホテルが払ったはずだ」といっても通じていないか、通じていないフリをしているだけか。空港は見えてきたし歩くか、とか思いながら(よく考えてみたらたかが200円だから払えばいいんだけど)も、空港までつく。払う/払わないでもめながらも降りた者勝ちだと思って降りて、後ろの席にある荷物を降ろそうとすると(助手席に乗って荷物を後ろにおいていた)、後ろのドアが開かない....鮮やかなトラップ...ここまでされては仕方ないと思ったら、事態は急転、空港から町に戻る客がやってきて、運転手は内側から後ろのドアを開けてくれた。言い争っているうちに、大切な客を逃したらもったいない、ということのようだ。すばらしい決断だ。