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- 作者: 村上春樹,吉本由美,都築響一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/11/10
- メディア: ペーパーバック
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同じく隊長が「ちゃんと食事をするところはある」と書いてあったので昼食もいつもの小田原ではなく熱海でということで直接向かう。
天気がいいことと桜が一気に開花したことで途中の道が平日のわりに思いのほか混雑している(渋滞というほどではない)。
寛一、お宮の銅像から程近いところにバイクを置いて探索開始。ところが昼ごはんを食べるところが見当たらない! どうやら、熱海はあくまでも夜の町らしく昼間街を歩いている人がいない(夜どれほどいるのかも知らないけど)。お客がいないのであいている店もほとんど無い。やっとのことで見つけたすし屋(といってもそばもてんぷらも何でもある)にはいるがランチメニューも無くいまいち盛り上がりに欠ける。味は「まずくは無い」というレベル。オフィス街のすし屋のランチタイムのほうが3割くらいおいしいのものを3割引で食べられる。気を取り直してもう少し歩いてみると、スナックやら、風俗店やら..もちろん昼間はやってないけどね。夜一度見てみたいようなそうでもないような。
気を取り直して駅のほうに歩いていくと土産物屋だらけ。ラーメン屋は結構見かける(飲んだ後のいっぱいというやつかな)が、やはりきちんと食事をするところというのはそれほど多くない。やっとのことで一軒見つけ、まだ食べたり無いのでカレイの煮付け定食。
駅近辺はさすがに人通りは多い。店は干物屋だらけ。駅で観光マップをもらう。忘れていたけどこれが基本だね。バイクや車で来ると忘れがちだが。もう一度海岸沿いに出てロールケーキ屋さんでお茶をする。静かでいいところだった(客は自分ひとりだけ。まぁ平日の昼間だからね。駅からも結構あるし)。おいしかったし。メールを見ると、知人が夏までに会社を辞めるとのこと。待遇が悪くなること覚悟の上、とのこと。自分より10歳以上年上の人なのに、子供もいるのに勇気あるな。
日帰り温泉でゆっくりしてから帰る。しかし風呂があるところがわかりにくかった。熱海というところは結構海岸ぎりぎりまでかなりの傾斜地で、何でこんなところに(現在はかなり寂れてしまったとはいえ)こんな大きな町があるのかは私にはよく理解できないくらい。いいお湯がたくさん出たからなんだろうか。
風呂の脱衣所の壁に貼ってあった写真でかつては小田原から熱海まで、人車鉄道が走っていたことを知る。人車鉄道というのは、人が押して動かすトロッコに客を乗せるというものらしく、明治後期から対象にかけて日本中で20-30あったらしい。
人車鉄道
風呂からの海の絶景を期待したが仕切りでよく見えず。後で確認したら隣のホテルの影になっていて、それを隠すために仕切りがしてあったようだ。