再結成のいいところ

前夜Google Calendarからのメールで危うく気がついた甲斐バンドコンサート。あわててコンビニで発見。しかも16時からって早いよ! 本当に気がついてよかった。
ぴあの発券システムは以前わかりにくくて往生したが、いつの間にかずいぶん簡単になっていた。金額が大きいものだし、休日の公演で当日発見ができ買ったりすると大事になるから(というか以前結構真剣に焦った)いい傾向だ。
武道館の観客の年齢層はおそらく今年に入ってからはだんトツに高かったんじゃないかな。俺がかなり若い方だと思う。これを上回るのってあるんだろうか? 去年の沢田研二の方が高かったとは思うけど。
ここ20年位ほとんど聞いたことがない甲斐バンドではあったが、楽しめた。
再結成とか、活動停止後の活動再開のいいところに気がついた。普通に活動していると、どうしても演奏する曲は最近のアルバムに縛られることになる。というかアルバムのためのツアーというのが一般的だし。これが、再結成だと、過去の曲全部の中からより村主というのをやっても誰も文句を言わない。実際今日のコンサートもほとんど活動前期のものだったと思う。
甲斐バンドがそうだとは言わないが(いや実際は適切な例だと思うなんだけど)活動後期にマンネリ化したり、マンネリ化をさけるために迷走したりして低迷(逆に、低迷するから活動後期になっちゃうんだけど)、ファンが離れるみたいなことが起こっていると思うけれど、そうなる前に解散あるいは活動停止、そのあとは5年に1回くらい生活を稼ぐために再結成、というのはみんな80%くらいハッピーな気がする。どうでしょうか音楽業界の皆様。一応、甲斐バンドも今度で最後、と言っているらしいけど、5年後に臆面もなく再結成したら見に行きまっせ。