銭ゲバ

前回初めて(ラス前!)面白かったので、最終回もわざわざ見た。延々一時間自殺前の様子と「何かが少し違っていればそうなっていたかもしれない幸せの風景」の幻想を描くという...結構冒険だと思った。
結婚して、子供が生まれてというありきたりの人生(の幻想)を見てなんだか幸せな気分になった。で、その幻想は主人公のものだと信じて疑わなかったのだが、自殺を見届けていた緑の幻想ではないかというのをblogで発見して脱帽してしまった。その発想はなかった。そうなのかも? そうすると、助かろうとして発狂しているのも、緑の幻想なのかも? そうすると最後の瞬間落ち着いて最期を迎える主人公の姿に感じた違和感(さっきまでドアを叩き壊そうとしていたのに?)も解消する。
最後の2回見ただけだけど、面白かった。しかし、最初から見なかったことには全然はしていない不思議。ちょっと重すぎだからかな。