マイケルジャクソン This Is It

昨日見に行こうと思ったら思いのほか席が取れず。日曜の夜でも満席。
もともと公開を予定されていたわけではなかったとの事なので、彼の自然な姿が移されているのなのだと思う。マイケルの素の立ち居振る舞いは驚くほど感じがいい。そしていちいちかっこいい。何をやっても何を言ってもかっこいい。正直10年ぶりのツアーなんて(歳も歳だし)体動かないんじゃないのか、その理想と現実のギャップでドタキャンするんじゃないかなんて思ってたんだけどとんでもない。若くて、厳しいオーディションを潜り抜けてきたであろう超一流のダンサーと踊ってもまったく見劣りしない。どころか輝いて見える。歌もうまい。というか結構ちゃんと歌っているのにびっくり。高い声でコーラスかと勝手に思っていたところも彼が歌っていたり... プロ根性というより、やっぱり天才なんだろうな。あんなに元気でリハーサルをやっていたのに、心身ともに充実しているように見えたのに、薬で死んでしまうとは(本当のところはわからないのだろうけど)
彼を食い物にしたり陥れようとしたりした人はこの映画を見て後悔してほしいと思った。イソップの金の卵を産む鶏を殺してしまった話をなんとなく思い出した(共通する部分はあまり多くないけど)。これだけ天才だったら少しくらい言動がおかしくたっていいじゃないか。
昨日和田君が「この映画を見るともっとマイケルのことが好きになります」といっていたがまったくそのとおりだった。このコンサート完成版をDVDでもいいから見てみたかったなぁ。前回ツアーのDVDでも探すか?