一人だからこそできること?

イトイ新聞の鶴瓶の対談を読んでいたら落語が見てみたくなったため、唐突に新宿末広亭へ。20年ぶりくらいかな? トイレと椅子を改装したばかりらしいが完全に時が止まっている世界だった。設備も、やっていることも20年前というかおそらく40年前ともそれほど変わってないんじゃないかな。40年後に存在しているかというとちょっと難しいんだろうけど。出てきている人で知っている人は一人もいなかった。浮世離れした世界。のこぎりを弾く人が出て来たんだけど、1曲目が「憧れのハワイ旅行」といったらすごさがわかってもらえるだろうか。しかも伴奏は5回くらいカセットでダビングしたんじゃないか、あるいは40年前から使い続けているんじゃないかという感じのメリハリのないまろやかな音。それこそこの人たちは携帯電話なんか持っていないんじゃないかなって感じ。「今日は人が少ない(平日はツアーできたりする人がいるらしい)と演者は嘆いていたが、日ごろ本当に入っているんだろうか? しかし2700円はちょっと高くないかね。
隣りは仲むつまじい夫婦で「あ、あの日とこの間もいたね」とか話していてほほえましかった。自虐、他虐の笑いも多いので、受け付けない人はだめなんだろうなぁ。
そのあと、新宿をちょっとうろうろしてから、100円寿司。新宿は渋谷に比べている人のバラエティーが豊富な気がする。あと、やろう一人で歩いていても不自然じゃないから落ち着く。昔から人が入っていない知っている店がなぜかまだ生き残っているのが不思議だ。

さらに勢いあまって第三京浜三ツ沢PAまで。狙って行ったとはいえ、バイクの多さに(100台くらい?)驚く。危険な雰囲気はないがまぁ女性はいない。日ごろ見ないような濃い人たちがたくさん。バイク乗りって太っている人が多いことを再確認。ちなみにスクーターは俺以外見かけなかった。