帰ってからどうしようかしばらく悩んだ末、録画していた新選組を決心してみることにする。長い間ね注していたものが終わってしまうと調子が悪くなることがあるので(「龍馬が行く」を読んで熱出したとか)、どうしようかと思ったんだが、まぁ明日はそんなに大事なミーティングもないし。
前回の出来が奇跡的によかったため、最終回で期待が裏切られるのではないかとちょっと心配になりながら見たが、すばらしかった。伏線の回収の徹底ぶりは執念ともいえる。キャスティングもどれもすばらしかった。本当の歴史好きからはいろいろと批判もあると思うが、ドラマとしては今まで見てきた中でも最高の出来といえよう(そんなにたくさん見てないけど)。舞台も映画も、普通のTVドラマも、大河ドラマもそつなくこなしてしまう三谷幸喜(すごくめでたい名前ですね、よく見ると)は、同時代に生きていてよかったと思うアーティストの一人(ほかには村上春樹とか、浦沢直樹とか)といっても過言ではない、と今日は思った。最後まで見ることができて本当によかった。