旅の思い出

ふと思い立ち、南の島の日々の分を付け足す。2月21日から4日分。

昨日の試合はテレビで見てよかった。語り継がれる試合になるかもしれない。なかなかあそこまで両チーム必死な試合はなかなかないと思う。後半始まってしばらくの速いパスの両チームの応酬は、なんとなく「ドラムライン」を思い出させるものだった。「このリズムについてこれないものは負け」というムードだった。しかし日本チームはA代表も含めて土壇場に強い。最後の5分くらいで勝ちを拾う試合が多いような気がする。これも実力? 運も実力、経験も実力、伝統も実力。

今日はゼロックススーパーカップマリノスvsジュビロを、元同僚、現同僚夫妻と観戦。朝洗濯をしていたときは暖かかったのでちょっと薄着でいこうかとも思ったのだが、しっかり着ていってよかった。家を出るのが遅くなり首都高を使い国立へ急ぐ。
結果は1-1でジュビロの連覇。福西のファールのPK、福西のゴール、さらに最後のPK戦でも福西がはずすなど、改めて考えてみると福西一人でやってたようなものだ。その後元同僚とお茶。首都高を使ったこともあり所持金が25円に。取り敢えずギリギリお茶は出来たのでばれずに済んだ。そのあとATMでお金を下ろし一気に1000倍以上金持ちに。なかなか何かが1000倍変わるって事はない。リッチになったところで吉野屋で豚けんちん定食。

マンガ喫茶で「寄生獣」を一気読み。最初は非常に気持ち悪かったが、うわさどおり面白かった。
以前読んだエッセーで「実はもう映画なんて作らなくてもいいんじゃないか。すでに毎日名作を見たとしても一生困らないくらいの映画は作られている」というはなしがあった。映画についてはあまりそうは思わないけど、マンガについてはそれがよりリアルに感じられる。
通常の本についても、毎年一冊くらいいい本が読めればいいんじゃないかという気もする。あとは今まで読んで面白かった本を読み返すだけで十分なんじゃないか? 多分もう少し時間があれば、違った感覚になるのだと思うけど。要は忙しすぎるのか? でもあまりにもすごい本を読むと、しばらくほかの本を読みたくなくなる。そういう傾向が最近強い。余裕がないのか? 頭の容量が足りないのか?