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丘の上の雲を呼んでいたら面白くてなかなか眠れなかった。日本にとっての朝鮮半島の位置づけ(についての一考察)が非常に興味深い。いわく「朝鮮半島を欧州列強に支配されたら、日本の植民地化は時間の問題。だから、朝鮮半島、および中国の一部は日本の支配下に置くべき」ということで朝鮮半島の取り合いを、清とロシアとやったということらしい。近代史って学校ではやんないよね。まぁ政治的に難しいというのもわかるんだけど、ある程度勉強させないとそれこそ東アジアの人々との議論のスタート地点にも立てないんじゃないかと思うんだけど。当時の日本の考え方を全面的に支持して言っているわけではないですが。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/01/10
- メディア: 文庫
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